毎日の献立を考えるのがしんどい…料理をもっと頑張る前に変えたいこと
- 食事を整える考え方
「今日の夕食、何にしよう…」
毎日ごはんを作っていると、料理を始める前から疲れてしまうことはありませんか?
スーパーへ行っても、
「家に何が残っていたかな」
「家族は何なら食べてくれる?」
「栄養のバランスも考えないと」
「これを買ったら何が作れる?」
そんなことを考えながら売り場を行ったり来たり。
気づけば、買い物だけで1時間近くかかっていた。
これは決して珍しいことではありません。
実は、毎日の食事づくりをしんどくしているのは、
料理そのものよりも「決めることの多さ」なのかもしれません。
頑張って作っても、うまくいかない日がある
時間をかけて作ったのに、家族が思ったほど食べてくれなかった。
反対に、思った以上に食べてくれて足りなかった。
予定が変わって料理をする時間がなくなった。
疲れて簡単なもので済ませたら、
「今日はちゃんと作れなかったな…」
と自分を責めてしまう。
毎日これだけ考えているのに、なぜか報われない。
そんな積み重ねが、少しずつ食事づくりを苦しいものにしてしまうことがあります。
必要なのは、もっと頑張ることではなく「やり方を変える」こと
今、個別の食事サポートをしている方と一緒に取り組んでいることのひとつが、買い物の仕方そのものを見直すことです。
「献立を全部決めてから、必要な食材を買う」
のではなく、
買った食材をどう使い回し、どう料理へ展開していくか。
その方の生活リズムや家族の好み、料理に使える時間まで考えながら、買い物から食卓までをつなげていきます。
先日、こんなお言葉をいただきました。
「前回のお野菜たち、息長く活躍したおかげで、随分キッチンに立つのが、気持ち的にもラクになりました。」
私が何よりうれしかったのは、
「たくさん料理が作れました」
ではなく、
「気持ち的にもラクになりました」
というお言葉でした。
時短料理に変えなくても、料理はラクにできる
食事づくりをラクにしようとすると、
「もっと簡単な料理にしなければ」
「品数を減らさなければ」
「時短レシピを覚えなければ」
と思うかもしれません。
でも、それだけではありません。
買い物の仕方や食材の持ち方、料理への展開方法を変えるだけでも、負担はずいぶん変わります。
しかも、今まで大切にしてきた料理のクオリティまで手放す必要はありません。
これまでと同じように家族が喜ぶ料理を作りながら、
考える時間を減らす。
迷う回数を減らす。
使い切れない食材を減らす。
予定が変わっても対応できるようにする。
そんな仕組みを作っておく。
それだけで、キッチンに立つときの気持ちは変わってきます。
「手抜きした」という罪悪感を減らしたい
私は、毎日きちんと料理することだけが「良い食事」だとは思っていません。
疲れている日もあります。
急に予定が変わる日もあります。
料理に時間を使えない日があって当然です。
そんな日に簡単な食事になったとしても、
「今日はできなかった」
ではなく、
「今日はこの方法を選んだ」
と思えるようになってほしいのです。
食事は毎日のことだからこそ、調子のいい日だけ続けられる方法ではなく、忙しい日や疲れた日にも戻れる形を持っていることが大切です。
献立をラクにするには、レシピを増やす前に
「献立を考えるのが苦手だから、もっとレシピを知らなければ」「レパートリーを増やさなければ」
そう思っている方も多いかもしれません。
けれど、必要なのはレシピの数ではなく、
自分の暮らしに合った「食事の回し方」を持つこと。
何を買うか。
買ったものをどう使うか。
余ったらどう展開するか。
時間がない日はどうするか。
疲れている日はどこまでやるか。
そこが決まってくると、毎日の「どうしよう」が少しずつ減っていきます。
もっとラクに食卓を回せるように
料理をもっと頑張るという事ではありません。
今まで頑張ってきた、しんどいと思いながら ほぼ毎日料理を作ってきた。
そんな方に向けて、これからは、もっとラクな気持ちで続けられるように応援したいと思っています。
買い物から献立、調理までを少し違う角度から見直すだけで、食卓だけでなく、その人自身の気持ちにも余裕が生まれる。
私は、そんな食事の整え方を一人ひとりの暮らしに合わせてお伝えしています。

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