苦手なレバーを美味しく調理、嫌いでも抵抗なく美味しく戴けるコツとは

  • 料理知識

レバーと聞いて「ちょっと苦手…」と思う方、多いですよね。

でも、レバーはとても栄養価が高く 健康や美容にも嬉しい効果がたくさんあるんです!

特にビタミンAや鉄分、たんぱく質が豊富で、貧血予防や疲労回復にもぴったり。

女性には特に嬉しいですね。

だけど、「臭みや独特のクセが苦手でどうしても食べられない…」というお悩みも少なくないかもしれません。

 

このブログでは、そんなレバーを美味しく、抵抗なく食べられるコツをご紹介します。

今月はレッスンでも レバーを驚くほど美味しく戴けるメニューのご紹介をしていますよ。

「レバーってこんなに美味しかったんだ!」と驚いてもらえるレシピです。

 

美容と健康をサポートしてくれるレバー、ぜひ一緒に楽しめるようになりましょう!

レバーを美味しく食べるための基本知識と調理法

レバーが苦手な理由として多く挙げられるのが、「臭み」や「独特の風味」。

でも、実はちょっとした工夫でそのクセをぐっと抑えることができるのです。

レバーはしっかりとした栄養源でもあるので、上手に取り入れられれば食事バランスがより充実します。

ここでは、レバーを美味しく食べるために知っておきたい基礎知識と調理のコツをご紹介しますね。

レバーの栄養と効能

レバーは「栄養の宝庫」とも言われるほど豊富な栄養を含んでいます。

例えば、肌や粘膜を健康に保つのに役立つビタミンA。

これは 免疫力を高める効果もあります。

 

また、レバーには鉄分が多く含まれており、貧血気味の方には特におすすめです。

さらに、ビタミンB群やたんぱく質も豊富なので、疲労回復やエネルギー補給にもぴったりです。

 

食事にレバーを取り入れることで、健康や美容に良い効果が期待できますね。

できれば定期的に 1週間に1〜2回程度を目安に摂るようにされるのがお勧めです。

 

レバーの臭みと癖を抜く方法

レバーが苦手な方の一番の原因は、独特の臭みではないでしょうか。

臭みの原因になるのは、レバーに沢山残っている「血の固まり」

これを取り除く事によって、かなり臭みと癖を抑える事ができます。

 

よく レバーは牛乳に浸けると良い、という方法を目にしますが、私はそれよりもまず血合い抜きだと思っています。

あと調理の際、臭みを抑えるために しようがやニンニク、ねぎを使うのも効果的です。

これらの香味野菜を合わせることで、レバーの風味がまろやかになり、ぐっと食べやすくなりますよ。

レバーを美味しくするための火の入れ方

レバーの調理で一番大切なのが「火の入れ方」です。

よく、レバー嫌いの原因のひとつに「カチカチで固い」というのがありますね。

火を通しすぎると固くなってパサパサになるので、できるだけ短時間でふっくら仕上げるのがポイントです。

 

炒める場合は中火から強火でさっと加熱し、中がほんのりピンク色の状態で火を止めると余熱で火が入り 柔らかく仕上がります。

また、煮込む場合も グツグツと長時間煮ると固くなるばかりでお味は入らないので、

中がほんのりピンク色程度でいったんレバーは引き上げ、煮汁だけを煮詰めて 最後に戻すようにされると良いですよ。

今月の レッスンメニュー、鶏のオイスター炒め

今月は ダイエットコースで鶏レバーを使ったメニューをご紹介しています。

先日も 「レバーが苦手だけど、栄養があるから食べれるようになりたい」

とおっしゃる生徒様がご参加下さり、レバーの美味しさを絶賛してくださいました。

 

美味しくない、と思い込んでいるのはレバーのせいではなく調理の仕方なのかもしれません。

調理法一つで 嫌いになって 敬遠してしまうのはもったいないですね。

 

是非美味しく戴けるレバー料理、マスターしてくださいね。

レバーを続けて食べやすくするための工夫と注意点

健康のためにレバーを日常的に摂り.入れたいけれど、独特な味や食感に慣れるのが難しいと感じる方も多いかもしれません。

そこで、レバーを食べやすくするための工夫や、摂りすぎを防ぐための注意点についてご紹介します。

うまく工夫すれば、健康に役立てつつ、おいしく取り入れられるようになりますよ。

レバーを摂取する頻度と適量について

栄養豊富なレバーですが、食べすぎは逆効果になることも。

特にレバーに豊富に含まれるビタミンAは、過剰に摂取すると体に負担をかけることがあります。

そのため、毎日食べるのではなく、1週間に1~2回程度の頻度が理想的です。

 

また、1回に食べるレバーの分量は50g~70g程度。
片手のひらに軽く一杯程度が目安です。

 

作り置きをして、常備菜として 少しづつ食べるか、

週1回程度メイン料理の食材として使うなどで摂るようにされると良いですね。

女性なら 月経時に是非摂り入れてくださいね。

レバーを使った料理の保存方法と日持ち

レバーを使った料理はまとめて作っておくと便利ですが、保存には少し気をつける必要があります。

レバー料理は冷蔵庫で保存し、3日ほどを目安にしましょう。

早めに食べきることで、美味しさや栄養価をキープできます。

 

長く保存したい場合は、冷凍保存がおすすめ。

レバーを調理した後、小分けにして冷凍保存すれば、1か月程度保存可能です。

食べる際には自然解凍して軽く温め直すだけで、手軽に楽しめます。

ただし、温めすぎると固くなってしまうので、加熱時間には注意しましょう。

 

こうする事で 忙しい時でも、栄養たっぷりのレバーを手軽に取り入れる事ができます。

栄養を逃さずに調理するためのコツ

レバーの栄養をしっかり摂るためには、調理方法にもひと工夫が大切です。

まず、レバーは火の通しすぎに気をつけることがポイント。

これは、固くなるのを防ぐだけではなく、ビタミン類の損出も防げます。

レバーに含まれるビタミンには熱に弱いものもあるため、短時間でサッと調理することで、栄養を最大限に活かせます。

 

また、レバー料理に野菜を加えると、ビタミンCや食物繊維がプラスされ、栄養バランスがさらに良くなります。

例えば、レバーと一緒にニラや玉ねぎを炒めると、食感が加わって  更に美味しく、栄養バランスも整いますよ。

まとめ

レバーは苦手でも工夫次第で美味しく食べられます。

ビタミンAや鉄分、たんぱく質など、体に嬉しい栄養が豊富で、免疫力を高めたり、疲労回復に役立ったりするなど、健康を支えてくれる頼もしい存在です。

臭みを抑える下ごしらえや火の入れ方のコツを押さえ、薬味や調味料を合わせて食べやすい味わいに調理しましょう。

少しずつレバーに慣れ、無理なく健康的な食事を取り入れていけると良いですね。

 

今月のレッスンでは、先にご紹介した

『鶏レバーのオイスター炒め』の他、

皮から手作り、モッチリツルンのとっても美味しいヘルシーな水ぎょうざ、

常備菜にしたい『甘酢れんこんサラダ』
それと 混ぜて焼くだけで簡単に絶品デザートが出来上がる、

『洋ナシのフラン』です。

 

今月だけのメニューですので、是非ご参加下さいね。