日本料理で食事の満足感UP!お家で簡単にできる和食のすすめ
和食ってちょっと手間がかかるイメージを持っている方も多いかもしれませんね。
実は家でも簡単に取り入れることができ、しかも体に良いことがたくさんあります。
そんな和食の魅力を、分かりやすくお伝えしますね。
日本料理がもたらす満足感の理由
和食の魅力は沢山ありますが、他の料理と違っているのは、旬の食材を使い 盛り付けに季節感を盛り込む事です。
あとは食材の新鮮さと自然の味を活かすシンプルな調理法も 日本料理ならではです。
また自然と栄養バランスが取れるのも魅力の一つですね。
一つひとつ見ていきましょう。
食材の新鮮さと自然の味を活かす調理法
日本料理の魅力の一つは、食材の新鮮さとその自然な味を最大限に引き出す調理法です。
旬の食材を使用し、その季節ごとの風味を感じることができます。
例えば、刺身や寿司は生の魚の旨味をそのまま楽しむ料理であり、素材の味を尊重しています。
さらに、煮物や蒸し料理などは、食材に少量の調味料を加えることで、その本来の風味を引き立てます。
このように、日本料理は食材本来の味を活かしながら、調理方法もシンプル。
それでいて 奥深い技術が光ります。
視覚的にも楽しめる盛り付けの美しさ
日本料理は、見た目の美しさにもこだわりがあります。
盛り付けの美しさは、日本料理の大きな特徴であり、視覚からも 食事をより一層楽しませてくれますね。
器の形や色、食材の配置一つで 見え方も違ってきます。
色彩のバランスを考えた盛り付けは、目にも楽しく、食事全体の満足感を高める要素となります。
真ん中を高く盛り付ける。
高低差をつけたり色合いを考えて盛り付ける。
補色になるお皿の色を考えて盛り付ける。
など。
同じ料理でも盛り付け一つで高級料亭のように見せる事も出来ます。
健康と栄養バランスに優れた食事
日本料理は、魚、野菜、大豆製品などをバランスよく組み合わせ、低脂肪で高栄養価な食事が多いですね。
例えば、味噌汁や煮物は、ビタミンやミネラルが豊富で、体に優しい食事です。
また、食材の種類が豊富なので 必要な栄養素を効率よく摂取することもできます。
低脂肪で高タンパク、野菜たっぷりの日本料理は、健康を維持しながらも、美味しくて満足感のある食事を楽しむことができますね。
家庭で簡単にできる和食のポイント
和食は敷居が高い、難しいと思われがちですが、実は調味料も調理法も至ってシンプルなのです。
調味料は 砂糖、酒、しょうゆ、みりん、酢、塩 のみ。
調理法も 焼く、煮る、蒸す、ゆでる、揚げる。
これらをうまく組み合わせる事で 沢山の料理が生まれるんですね。
スパイスもソースも使わず、素材の旨味を引き出したり臭みを消したりする技法は素晴らしいと思います。
お献立を考える基本の一汁三菜
お献立を考える時の基本になるのが一汁三菜です。
この形で作ると 自然に栄養バランスが取れるようになっているのですね。
1汁は 味噌汁などの汁物。
1菜は主菜で肉や魚料理。
後の2菜は 和え物などの野菜料理、煮物料理、もしくは香の物(漬物)です。
これに主食であるご飯を添えると自然とバランスが取れます。
忙しい人におすすめの時短のアイデア
時短にする為には 調理器具をうまく使いこなすのもポイントです。
電子レンジで茹でる。
炊飯器で煮物を作る。
野菜などを茹でた後の湯で蒸し料理を作る 等。
また、予め野菜などはまとめて茹でておく。
まとめてカットしておく。
椎茸の甘煮など、使いまわしのできる煮物は多めに作って冷凍しておく。
めんつゆや 甘辛たれなど、。よく使う合わせ調味料は沢山作って常備しておく等。
毎回ひとつゝつくるのではなく、1回の手間で何品か作る工夫をしましょう。
和食を日常生活に取り入れるコツ
季節の食材を使った和食は、栄養価が高く、味わい深い料理が楽しめますね。
季節ごとの食材を取り入れることで、料理に新鮮さとバリエーションを加えることができますね。
季節の食材を使った簡単な和食メニュー
例えば、9月ならお月見にちなんで 里芋を使った料理。
季節のさつま芋や栗、さんまを使った料理も 秋を感じさせてくれますね。
この季節ならではの梨を料理に使うのもアイデアです。
梨の甘みを利用して甘酢を作り、和え物にするなど。
ハウス栽培が一般的になり、今やどの季節でも野菜は手に入りますが、その時だけしか手に入らない食材は貴重で、より季節感を感じさせてくれるものです。
まとめて作り置きできる和食メニュー
作り置きできる和食メニューは、忙しい日々に便利です。
前もって準備しておくことで、時間を節約しながら健康的な食事を楽しむことができますね。
アレンジも可能なので、是非多めに作る事をお勧めします。
煮物:里芋の煮物や、筑前煮など。冷蔵庫で2~3日は保存ができ、置く事で味も染み込んで美味しくなります。
里芋は 天ぷらにしたり 潰して和風コロッケに。
筑前煮は炊き込みご飯にリメイクもできますよ。
常備菜:きんぴらごぼうや、切干大根の煮物など。
こちらもリメイクしやすく、お弁当のおかずにも最適です。
お漬物、甘酢漬け:使い切れない野菜は ポリ袋に調味料と共に漬けこんでお漬物や甘酢漬けにしましょう。
そうすると、あと一品と言う時にも役立つし、食材を無駄にしません。
季節感のある日本料理
今月の日本料理は、
*いちぢくの揚げ出し
*土瓶蒸し
*里芋のつくね揚げ
*焙り秋刀魚寿司
*カフェオレチョコ団子
です。
特別に難しい事もなく、盛り付けや食材の組み合わせで印象も全く変わりますよ。
和食を日常生活に取り入れるためのコツは、季節の食材を活かしたメニューにする、
作り置きで常備菜を作っておく、調理道具をうまく活用するなど。
これらを活用して毎日の食事をより楽しんでくださいね。