野菜の栄養化と美味しさが変わる理由は2つ。
- 料理知識
同じ野菜でも、穫れた場所や育て方、大きさなどによってお味が随分変わります。
こだわって育てられたものは、それなりにお値段はしますが、
やはり 味が濃く、甘みもあって美味しいです。
もちろん、お味が濃いものは 栄養価もそれなりに高くなると思います。
とは言え、買ってからの処理のしかたによっても随分野菜の栄養価もお味も変わってしまうのですね。
せっかく美味しいお野菜を買っても、台無しって事にもなります。
そうならないために、どんな事に気をつければ良いのかをお伝えしますね。
できるだけ早く調理する
野菜は収穫後も生きているので、自分の栄養を使って伸びようとします。
なので、保存するのはできるだけ短めに。
つまり、新鮮なうちに調理してしまいましょう。
そうすると、お味も美味しく、栄養価も高い状態で頂けますよ。
新鮮なうちに調理するポイント
買ってきたら、野菜はまとめて下ごしらえしてしまいます。
そうすると、日々のお料理作りも時短になりますよ。
*洗ってカットしたら冷凍する。
*まとめてカットして オーブンで焼いて下拵えしておく。
*多めに料理を作って、リメイクして別の料理にする。
こんな一工夫で、古くなった野菜で作るより、格段に美味しく、栄養価も高くなりますよ。
旨味を流さない調理法で
葉野菜などに沢山含まれるビタミンは特に水に溶けやすく、熱に弱いものが多いです。
水につけっぱなし、とかたっぷりの湯で茹でるなど、
せっかくの野菜の栄養を流してしまう事になるし、
旨味も半減してしまいます。
昔と違って、今の野菜は 栄養価もかなり低くなっていて、その分アクが少なく戴きやすいです。
たっぷりの湯で茹でたり、水に晒してアクを抜く調理法は、
現代では 返ってマイナスになってしまうので 注意が必要ですね。
美味しさと栄養を無駄にしないポイント
*皮はきれいに洗ってできるだけ捨てずに一緒に戴く。
*茹でる時はできるだけ少ない湯で蒸し茹で。
*茹でた後は、アクの強い野菜以外は水にさらさない。
*スープや煮物にして 溶け出た栄養も全て戴く。
ちょっとした事で、出来上がりの料理のお味も、栄養価も変わります。
同じ作るなら、是非実践してみてくださいね。
野菜を美味しく、たっぷり頂けるヘルシーなメニュー
今月のヘルシーコースでは、野菜を活用した調理法やアレンジレシピを中心にご紹介しています。
ボリューム満点なのに、とってもヘルシーなメニューです。
是非 お家お料理の定番にして下さいね。
6月ヘルシーコース
*柔らかチキンソテーバジルソース
*野菜のマリネ
*焼き野菜のラタトゥイユ
*ポテト明太チーズ餅
*野菜たっぷり和風冷製パスタ
*ココナッツミルクぜんざい
(デザート)ココナッツミルクぜんざい
小豆あんの甘さで ヘルシー。アジアンテイストの デザートです。