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魚の名前

    今日は認定料理教室の先生方の講習会でした。

    約2カ月に一度、交流やスキルアップを兼ねて

    レッスンします。

    お魚捌きは必須で、あとは 冷蔵庫のありもの材料で

    即興でメニューを考えて皆で作ります。

     

    今日は 来月からの新ホームページの打ち合わせもあるので、

    お魚捌きは1尾のみ、立派なハマチが手に入ったので、

    交代で捌いて頂き、カルパッチョにしました。

    あとは、鮎の塩レモンコンフィ、アボカドと長芋のサラダ、

    ナスのミートグラタン です。

     

    ところで、“ハマチ”というネーミングは関西だけらしく、

    関東では“ワラサ”とか、“イナダ”と呼ぶそうです。

     

    これは、ブリの少し小さい版。

    もっと小さければ“ツバス”と言います。

    これも、関東なら“ワカシ”

     

    つまり、

    【関東】 ワカシ→ワラサ→イナダ→ぶり

    【関西】 ツバス→ハマチ→メジロ→ぶり

    小さい時は違う名前なのに、最終的には

    同じ名前になる、というのも面白いですね。

    ちなみに、ぶり と呼べるのは80㎝を超える

    ものだけだそうです。

    このように 大きくなるにつれて名前が変わるものを

    『出世魚』と言います。

     

    出世魚は、他にスズキあります。

    セイゴ→フッコ→スズキ

    これも、地域によって フッコをハネとも

    呼ぶそうです。

     

    とにかく、お魚にはとてもたくさんの名前が

    ありますね。

    地域によって呼び名が変わったり、大きさに

    よっても違う名前がついていたり…。

     

    肉は『牛肉』『豚肉』『鶏肉』でひとくくり

    されてるのに…笑

    それだけ、日本人には 昔から『魚』になじみが

    深いという事なんでしょうね。

     

    最近は面倒だからか、魚離れの傾向が

    あるそうです。

    身体にもよくてヘルシーなお魚、焼くだけ、

    ではなく もっと沢山の調理法をお伝えして、

    もっと身近な食材になってほしいものです。