資格試験
今日は専門調理の調理技術技能評価試験がありました。
この試験に合格すると 厚生労働大臣より
「専門調理師・調理技能士」の称号が与えられ
調理師学校の教員資格も得れます。
その上のマイスター等の資格を取るにも
必須の試験なのです。
筆記と実技があり、私は以前、筆記は取っていたので
今回は実技のみの受講です。
指定された3品を時間内に作る、というもので
鷹をくくって、ざっとレシピに目を通すくらいで
特に何も対策はしていませんでした。
前日に 以前この試験を受講した方と話す機会があり、
聞いてみると …
かなりやばいではありませんか!
2~3回練習しても落ちる人は結構いる。
かなり飛ばさないと 時間が全く足らない…
と いう事のようです。
え・・・?
そんなむ、難しいの・・・?
しかし、前日の夜にはどうする事も出来ず…
悠長に構えていた自分を反省しつつ
当日を迎えたのでした。
試験会場は同じ兵庫県内とは言え、片道2時間。
電車を3回乗り換えてようやくたどり着いたのでした。
ちょっとした旅行です。
電車の中では、もち、試験勉強。
Yahoo知恵袋とかを見ながら、ある程度の
予備知識も入れ、いつもは移動中、睡眠タイムの私も
今日ばかりは目をランランとさせながら 手順を
しっかり頭に叩き込む。
久しぶりの緊張感が新鮮でした。
試験会場は控室からして、緊張した雰囲気です。
いそいそと着替えていざ、実技試験会場へ。
受講者は10名ほどなのに、試験官は同じくらいの数。
うようよいます(笑)
まずは下準備。標準時間という設定があり、
その時間を過ぎると分単位で減点されるとか。
打ち切りの時間までに仕上がっていないと失格。
厳し~。
材料は全てレシピ通りに計量して作らなくてはいけません。
付け合わせのトマト一切れの重さから、横に添える
レモンの重さ迄。
1人前の材料は1グラム単位で計量して指定の数量に
切りそろえ…
というのに結構時間を取られました。
教えられた通り、結構必死に飛ばしましたが、時間ギリギリ。
10分の休憩の間に調理器具などを洗って片づけ、
その後は調理作業です。
こちらも時間内に指定の調理法で仕上げて盛り付け、
前に提出するまでの時間が計られます。
作業中は複数人の試験官が見て回っていて、
工程だけでなく、衛生管理やその他もろもろ、
チェックされ、減点しようと手ぐすね引いています(笑)
緊張するも何も、そんな事気にする間も余裕もなく
あっという間に終わってしまいました。
調理器具などの片づけをし、それも厳しくチェック
されながら ようやく会場を出れた時は、放心状態。
ひと休みにお茶を飲むにも 店は無し。
駅前にあるのは唯一 自販機と 少し離れた所に小さなスーパーが
あるのみ。
電車の中ではもち、爆睡でした。
心地よい揺れで ぐっすり眠って スッキリ!
長いながい一日が終わりましたが、
結局自分の仕事が全くできなかったので、
私の一日は今から始まります(笑)