魚の見分け方
小さい時、店頭に並んでいる魚は 総称して『お魚』
『貝』海藻は全て『わかめ』と呼んでいました。
「どうすれば魚の名前を覚えられるの?」
と 母に聞いていたような気がします。
大きさこそ多少違えども、どれも同じような顔をして、
ヒレがあって尻尾がある。
それが、だんだん大きくなるにつれ、一つゝ魚の名前を
覚えていったような気がします。
独身の時は まだそこまで魚の名前は知りませんでした。
が、やはり自分で買うと パックにかかれてある
値段を見、必然的に魚の名前を見て買う習慣が
ついたからだと思います。
そうやって自然に覚えていったような気がします。
見続ける、って 別に覚えなくても 自然にインプット
されるんですね。
お肉も、おおよそですが 部位がわかるようになりました。
牛肉の 和牛、国産、外国産に関しては、お肉の色
が微妙に違うので 大体見分けられるようにもなりました。
騙されませんで~笑
お店の人にとっては嫌な客なんでしょうが、
牛肉を買う時は、特に吟味してしまいます。
穴が開くほど見比べている時もあります。
ガン見して、結局買わない時もあります。(笑)
そんな事よりも、お魚の見分け方でした。
お魚を買う時は、よく『目が澄んでいるもの』
というのを聞かれたことがあると思います。
が、魚によっては、いつまでも つぶらな瞳で
キラキラ目の方もいらっしゃるんです。
濁ってきた頃は、かなりやばいぞ。ってな感じです。
どのお魚でも わかりやすいのは 『お腹を触ってみる』
固くハリがあれば新鮮な証拠。
でも、お腹にハリがある、というのは
内臓を出していないから分かるのであって、
スーパーなどでは、午後になると、たいてい
お腹を出して『調理済み』として売られています。
お腹から悪くなってくるので、先に出してしまうんですね。
『調理済み』にすると 持ちも良くなるので。
なので、パックに入って 既に『調理済み』と
なっている魚を見分けるには、
『ツヤがあるか』
人間と同じで、コラーゲンに覆われてるから
なんでしょうか…。
それが時間と共に”かさついた感じ”に。
5,60代ですね。
そうなると、刺身は無理です。
自分の事言われているようで痛いです。笑
まぁ、買う時は「新鮮ですか?」
ではなく、「お刺身できますか?」で
聞いて下さい。
「う~ん、できん事ないけど…」
~前日の魚 の可能性大。
「やめた方が良い」
~2日くらい経ってる。
と、私は勝手に判断します。
ちなみに、スーパーや魚屋さんの店頭に並んだ日が
魚の捕れた日、ではない事がほとんどです。
卸売市場にも、売れ残りというのがあって、
冷蔵庫に入れていたものを値段下げてスーパー
等に卸し、スーパーではそれを「今日入りたて」
と言っています。
もちろん、今日入ったんですけどネ。
なので、自分で見分けれるよう、
ガン見して、一つゝ確認して買う癖をつけると
失敗がないかも、です。