近年で一番のお気に入りのレストランに 娘の誕生祝いでお邪魔しました。

ここは 昔、芦屋にあったお気に入りのお店が三宮に移転した所。

 

内装から食器に至るまで、全てシェフのこだわりが表れていて 以前よりも更にグレードアップした感じです。

店内はオープンキッチンではないものの、サービスして下さるシェフは向かい合って 丁寧にお料理の説明をしてくださいます。

 

満足しているお客様との雑談も楽しまれて とても和やかな雰囲気です。

 

されど、お料理は どこの格式ある3つ星のお店にも負けていないと私は思っています。

夏は 爽やかでさっぱりとしたお料理という事で、

どのお皿も創意工夫がほどこされ、見た目もお味も素晴らしいものでした。

 

素材の組み合わせ方が絶妙で、いろんな食材が使われているにもかかわらず、

それで一皿が完成している まさに食の芸術ですね。

 

目の前でソースをかけて完成させ、その色合いの変化も楽しめます。

 

 

品数が多かったので、まとめての画像になります。

前菜色々…

 

 

もものヴィシソワーズは 自分でも作るし いろんなお店でも頂きましたが、

使われている素材の味がどれも感じられ、桃だけが主張されることもなくとても美味しく戴きました。

さすがです。

どのお皿にも 驚くほど手間暇をかけられていて、まさに芸術作品でした。

パンもお料理を引き立てたり、ソースをぬぐうものではなく、立派な一品。

 

窯から出した焼き立てブリオッシュに、このパンに合わせてブレンドされたバターをたっぷりつけて頂きます。

前回お邪魔した時には、このパンのあまりのおいしさに感動し、このパンが出てくるタイミングを楽しみにしていました。

シェフ自ら世界一とおっしゃるだけあって、どこにもない味、ここでしか食べれないお味です。

 

お料理の最後には、今日使われた食材のアラややさい屑などで取られたスープが出されます。

全て無駄にせず、食材を大切に扱われているシェフのお心が伝わってきますね。

お待ちかねのデザートも どれもお料理に匹敵する最後を彩る作品ばかりでした。

 

夏らしくさっぱりとした口当たりと見た目で、

お腹いっぱいのはずなのに、出されるたびにお腹は減っていきます（笑）

 

心も身体も 五感全て満足、娘にも喜んでもらえて、お陰様で思い出残る誕生祝いができました。

ありがとうございました。