魚を使って豪華に見せるクリスマス料理
- 料理レッスン
魚の魅力
その① 肉よりヘルシーで栄養満点
魚は肉に比べてカロリーが低く、健康的にタンパク質が摂れます。
しかも 美味しさだけでなく 栄養も豊富。
低脂肪な上に 心臓病のリスクを減らしてくれたり、ボケ予防になったり、骨も強くしてくれます。
体の免疫力を高めてくれるので、特に寒くなるこの時期は嬉しいですね。
その② 余すところなく使える
今月の魚捌きレッスンでは、鯛1尾を2つの料理にしました。
お刺身にしたカルパッチョと、魚介のスープ、ブイヤベースです。
上身を刺身に、下身は骨をつけたまま 煮込みに利用。
骨からは美味しいスープが出るし、お頭付きで料理すると、見た目もとっても豪華です。
その③ 見た目が華やか
お正月には鯛、結婚式など めでたい席でも鯛 というように鯛は他の魚に比べると 特に珍重されますね。
色が綺麗で食卓が映えるので、より豪華に見えますね。
しかも、尾頭付きだと、それだけでボリューミーになるので、見た目が華やかになりパーティなどにはピッタリです。
沢山の調理法
鯛は 焼く、煮る、蒸す、生(刺身)など、いろんな料理で楽しめます。
また、和食だけでなく、中華風や洋風の料理にも癖が無くて使いやすいですね。
おうちで簡単豪華に
魚を捌くレッスンでは、まずは鯛の魚さばきから始めますが、難しい場合は 刺身と鯛のアラを買ってきても作れます。
カルパッチョにブイヤベースというと、どちらも名前を聞くと 難しそう、手が込んでそうですがびっくりするくらい簡単です。
魚の選び方
魚を買う時は、よく目が澄んでいるもの、と言われますが、これがなかなか見分けるのが難しい。
目が濁っているのは、よほど鮮度が落ちない限り分かりにくいです。
一番わかりやすいのは、お腹にハリがあるかどうか。
身にツヤがあるか。が 見分けるポイントです。
ただ、最近はお腹も出した状態で売られているので、お腹のハリはわからない場合も多いですね💦
魚を美味しく料理する時のポイント
魚はなんといっても。下処理が大切です。
内臓を出したら、血合いをきれいに取り除きましょう。
血合いというのは、赤黒い血の塊の事。
これが残っていると、臭みになります。
捌く前に血合いをきれいに取り、水分もしっかりとって捌きましょう。
カルパッチョとは?
カルパッチョは、薄切りにした肉や魚を生で戴くイタリア料理です。
塩コショウ、レモンやオリーブオイルをかけて頂きます。
レッスンではマスタード入りのドレッシングで刺身を和え、トマトとブラックオリーブをトッピングしてオシャレに仕上げています。
ブイヤベースの由来
ブイヤベースというと、ご馳走のイメージがありますが、元々は漁師料理。
フランスの地中海沿岸地方で作られる料理です。
フランス料理というと 敷居が高くなりますが、日本でいう 海鮮鍋のようなものです。
サフランを入れたり、ガーリックを利かせて魚介の匂いを消し、風味をつけます。
骨付きの魚や 貝などをたっぷり使ってトマト味で煮込んだ 家庭料理です。
見た目に反して簡単な前菜
前菜のパプリカのムースは、これまたフレンチのレストランに出てくるような料理ですが、火を使わず、レンジだけで仕上げます。
なので、びっくりするほど簡単にできるんですよ。
料理は見せ方次第
盛り付けやお皿など、料理は ちょっとのことで見た目も変わります。
クリスマスなら、料理に赤とグリーンを取り入れるなど、ちょっとした事で 豪華に見せる事も出来ます。
鯛一尾で作れる、豪華なクリスマス料理。
是非 手づくり料理で 楽しく食卓を飾って下さい。