ボリューミーなお魚料理
普段のメニューは肉が中心。
魚はたまにしか食べない。
そんなお声をよく聞きます。
魚が嫌いなわけでもないのに、何故か。
理由を聞くと 決まってこのどれかが答えです。
面倒くさい。
家族が魚よりも肉の方が喜ぶ。
ボリュームがない。
レパートリーがない。
思い当たる節、ありますか?(笑)
日本人の身体に合った食事
大昔から農耕民族である日本人は
穀物を主食にし、たんぱく源は
豆や小魚でした。
野菜中心の食事に発酵食品。
そんな何千年もの昔から培われた食習慣から
今の日本人の身体のしくみや腸内細菌が作られています。
なので、昔ながらの食事のみ続けていれば
健康を維持するのはたやすい事なんですよね。
海外からの食文化等が豊富な現代では、
美味しいものが豊富にあるので、
大昔の日本人の食事のみをとり続けるのは
不可能ですけど…。
日本人は肉よりも魚
海に囲まれた日本は魚介類に恵まれ、
生で食べる事も多いです。
魚に含まれる脂は 肉と違って
返って摂る事で
コレステロール値を下げたり、
血液の循環を良くしてくれます。
タンパク質も豊富で
ダイエットには、もって来いな魚。
できるだけ普段から意識して頂きたいものですね。
洋食メニューでボリュームアップ
よく聞くのは、
「子供が魚より肉の方が喜ぶ」
魚料理とくれば、和食になりがち、というのも
原因があるかもしれませんね。
煮魚、焼魚。たまにフライ 等。
ボリュームアップしたり、豪華に見せるには
洋風メニューがお勧めです。
クリスマスにも使える豪華に見えるメニュー
今月の魚捌きレッスンでは、
ムニエルした魚、付け合わせ、ソース、
全てをグラタン皿に入れてパイで覆って焼きます。
サクッとパイを破れば、 中から熱々の
グラタン風の 白身魚が顔をのぞかせます。
パイの裏側にカレー粉を振って アクセントにしています。
これ一品でお腹いっぱいになる満足メニューです。
魚メニューに困ったら
また、よく言われる
「魚メニューのレパートリーがほとんどない」
こんな時は、まず鶏肉を使う料理を考え、
鶏肉の替わりに魚に置き換えましょう。
クリームシチュー
唐揚げ
甘酢あんかけ等
案外 魚の方が柔らかく頂きやすいので
人気になるかも。
魚料理で 気をつけたい事
魚料理を中華風や洋風にする時、
野菜と一緒に食べる、
ソースと一緒に食べる事が多いです。
なので、骨は必須で抜きましょう。
これがあるだけで、
食べた時の印象が 「美味しいけど面倒くさい」
になりかねません。
身体に良いお魚、もっと身近に
摂り入れて欲しいものです。