手間暇かけたシェフのお料理

    先日、『料理人のための食べる勉強会』に、フランス料理研究会から参加させて頂きました。

    ホテルオークラの中田肇シェフによる クラシカルフレンチの素晴らしいお料理のフルコース。

    最後は、料理長自ら ほぼ全てのホテル厨房もご案内下さいました。

     

     

    中田シェフの、地元食材をふんだんに使ったこたわりのお料理の数々。

    一つのお料理に 何時間もかけ、手間暇惜しまず作られたお料理には、 食材への愛情が感じられ、それが美味しさと感動に繋がるのだと 改めて教えられました。

     

    お味だけではなく、見た目も芸術品さながら。

    蓋を開けた瞬間にスモーク香る仕掛けや、

    目の前で煮だしたコンソメを濾して香りを楽しませてくれたり、

    お料理の器にソースが入っている仕掛け等…。

     

    プロならではの シチュエーションは圧巻でした。

     

     

    中田シェフとは 長年、会でご一緒させて頂いていますが、シェフ自ら作られたお料理は初めてで、

    改めて シェフの凄さを知った思いでした。

     

     

    料理は本当に奥が深く、また日々進歩しています。

    どこまでいっても終わりはなく、日々勉強だと思わされます。

    ジャンルは違えど、いろんな技術や手法を取り入れつつ、教える者の立場として、

    より良いものを 皆様にご提供していきたいと思います。

     

     

    【アミューズ】 シンプルなパテ・ド・カンパーニュとドライフルーツのリエット シュークリーム仕立て
    【オードブル】 軽く炙った自家製スモークサーモンのコンフィ 岩津葱とそのキュイソンのジュレ ラヴィコット風コンディメント 早春のサラダ
    【スープ】 伝統的なダブルコンソメ シェリー酒の香りで一口
    【魚料理】 舌平目のターバン仕立て 天使の海老と黒米ともち麦のリゾット 二種のソースの彩で
    【肉料理】 播州百日鶏のバロティーヌ トリュフが香る茸のムース 新野菜と二種のソースの食べ比べ
    【デザート】 丹波栗のオペラ 六甲蜂蜜のアイスクリームと神戸苺のジャムソース
    【小菓子】 マイヤーレモンのタルトレット