しょうがのお話し
お料理に使うしょうがって、生と火を入れるのでは効能が違うってご存知ですか?
しょうがと言えば、『身体を温めてくれる食材』と思われがちですが、実はそれだけでは無いんです。
発汗作用、解熱作用、吐き気止め、殺菌作用など…。 まるでお薬のようですね。
生のしょうがに含まれるショウガジンゲロールという成分は身体の熱を外に逃がす、血行をよくする、発汗の作用があり、身体を冷やしてくれます。
夏にすりおろして冷ややっこ、そうめんに添えたりしてよく使われるのも納得です。
あと、殺菌作用もあるんですよ。
その一方、身体を温めてくれるのはしょうがに含まれる ショウガオールという成分。
これは、しょうがを乾燥させたり、熱を加えるとしょうが成分が変化するためです。(ショウガジンゲロールがショウガオールに)
体の脂肪や糖質を燃焼して身体を温めてくれます。
つまり、ダイエットにも良いんですね。
寒くなると、身体を守ろうと 自然に食欲も増すそうです。そんな時にスープや煮込みに入れたしょうがを頂く。
そうすると、身体を温めてくれ、なおかつ脂肪や糖質も燃焼してくれる。
昔から自然に 理にかなった食べ方をしているとは驚きです。
これからの季節、新ショウガが沢山出回ってきます。
しょうがシロップを作って 夏の冷え対策にもお勧めですョ。
新ショウガ500g 千切り
砂糖500g 、水300㏄、レモン汁50㏄
レモン汁以外ををお鍋に合わせてしばらく置き、水分が出たら コトコトと30分ほど煮出して濾します。冷めたらレモン汁を加えて 瓶に入れて保存。
水で割ったり、炭酸で割るとジンジャエールに。
教室でも毎年、この時期は ウェルカムドリンクとして お出ししています♪
暑くなってくるとどうしても 冷たいものばかり摂りがちで 知らずゝ身体の内部は冷えています。
そんな時に、お勧めなドリンクです。