料理教室のあゆみ 3
最初、生徒様をお迎えした時はとても、とても緊張しました。
なにせ、これから始まる時間、ここでの価値にお金をお支払い頂くのですから、その全責任は私にはあります。
が、こちらの緊張とは裏腹に、年代は違っていましたが皆様和気あいあいと、楽しくお料理して ワイワイご試食頂き、お陰で私の緊張もほぐれてきました。
お料理って不思議な力があるんですね。
『一緒に作って 一緒に食卓を囲む』事が人の和を作ってくれるのでしょうか…。
現代の多くの家庭で それが減りつつあるのは悲しい事です。
次回も是非、という事で 皆で日を合わせて決めて…という風に、次第にお友達のような感覚になったのを覚えています。
この感覚は今でも持ち続けており、お越し下さる方は 常にお友達と思って接しています。
ここ最近は 息子や娘のお友達…という年代になってしまいましたが(苦笑)
回を重ねる毎に緊張感もなくなり 毎回とても楽しいひと時になってきました。
「おいしい、おいしい」と言って喜んで下さり
「家で作ると家族がとても喜んだ」
「お客様の時に作ってとっても喜ばれて株が上がった」等々。
これほど嬉しいお言葉はありません。
やりがいと楽しさを感じながらあっという間に1ヶ月・・2ヶ月が過ぎ、気づくとあっという間に半年。生徒数も30〜40名になっていました。
その時は「いつかは生徒100人にするのが夢」 と話していました。